和菓子の新商品開発 地場産マネージメント倶楽部 30周年記念事業で

南信州経済

[ 2018年 2月 20日 火曜日 15時44分 ]

個性的な3つの味を楽しめる

 飯田下伊那地域の企業35社でつくる、経営者らの異業種勉強会「地場産マネージメント倶楽部」(JMC、大原義夫代表幹事)は、ことし発足30周年を迎えるにあたり、約1年間かけ、和菓子の新商品開発に取り組んできた。このほど、もなか菓子「夜の最中(さいちゅう)」が完成。19日にはオリジナルデザインの菓子箱に梱包する作業が行われた。

 30周年記念事業として、リニア中央新幹線の開業を見据え、「飯伊地域の地場産品を活用し、県内外に発信出来るものを生み出したい」と、半生菓子に着目。「大人の男性が酒のつまみとしても楽しめる商品」をコンセプトに、もなか菓子の開発に着手した。

 どんな味にしたいか自由に意見を出し合った後、もなかのあんおよび種の製造を手掛ける会員企業が中心となり、あんにさまざまなものを混ぜ、試食をしながら候補を絞り込み。結果、定番のあんこをはじめ、白あんに辛みそを混ぜた「飯田焼肉味」、ピリッとした辛味が体を熱くさせる「カレー味」の3種に決定した。

 また、自身で種にあんをつけて食べられるタイプにし、種には辛みそが練り込まれた。

 「大人の男性」をメインターゲットとしていることから、商品名は「夜の最中(さいちゅう)」に、菓子箱のデザインには春画を採用した。

 3種1セットで140セットを製造。販売は行わず、会員企業および関係者に配り、反響を見ながら商品化に向けた改良や生産体制の整備を進める計画。イベントなどでの試食も検討する。

 大原代表は「他にはない、刺激的な味の和菓子に仕上がった。新たな商品を1から作り上げるプロセスを体験できたことはとてもいい勉強になった。さまざまな声を聞きながら、商品化、量産化に向け進んでいけたら」と話した。

  

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