喬木で栗焼酎を発売

南信州経済

[ 2011年 11月 26日 土曜日 9時12分 ]

 喬木村氏乗の住民でつくるアグリパーク雨沢(萩原順治組合長)と氏乗区(萩原勲区長)は24日、地元産のクリを原料にした焼酎「氏乗」が完成し販売を始めたと発表した。発売を記念した発表会が集落センターで開かれ、試飲した関係者は奥深い味わいに期待を膨らませた。

 コンニャクやブルーベリーの生産で知られる氏乗だが、新たな特産品として4年前から試作。昨年収穫した約150キロのクリを村の支援金で購入した業務用の冷蔵庫でしっかり寝かせた後、飯田市の酒造会社「喜久水」に持ち込み286本になった。

 栗焼酎を企画したアグリパーク雨沢によると、味はまろやかで、ほのかだがクリ独特の甘い香りも楽しめる。萩原組合長は「みんなの熱い思いが込められ、本当においしいものになった。価値観のある焼酎が出来上がった」と自信の表情だ。

 栗焼酎の名称とラベルは公募作品を参考にするなどして決めた。

 アグリパーク雨沢では、クリの早生から晩生まで3種類約180本を栽培する。2006(平成18)年からクリ狩りとして観光客を受け入れてきたが、区の活性化を狙い07年からクリの新たな活用策を模索。「ありきたりのお茶菓子では特徴を生かすことができない」とし、焼酎に注目した。

 県工業技術総合センター(長野市)に相談したり、上高井郡小布施町や九州産を飲み比べるなど試行錯誤。飲みやすくてクリの風味を楽しめる焼酎を目指した。保存したクリの大半が腐るといった失敗もあったが、試飲用として09年に3本、10年に160本を造ることができた。

 ことしはクリを300キロ近く収穫でき、来年は600本の栗焼酎が造れそうだという。

 栗焼酎は1本2900円(720ミリリットル入り)で、区内の農産物直売所「田舎道」で販売している。アルコール度数は29度。問い合わせは田舎道(電話0265・33・4553)へ。

  

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