大型のていざなす 生育順調

南信州経済

[ 2021年 7月 9日 金曜日 15時39分 ]

 天龍村の特産品で、信州の伝統野菜に認定されている大型ナス「ていざなす」の出荷が1日から始まっている。本格化を前に村ていざなす生産者組合(野竹正孝組合長、組合員数18人)は8日、大きさや色、傷の有無など、等級選別の規格を確認する「目揃会」を開き、ブランド化と品質の維持に向けて認識を共有した。

 5月初旬の定植後から晴れの日が続き、梅雨入りが遅かったことなどもあって生育は順調。例年よりも10日ほど早く進んでいる。一方で梅雨入り後は晴れ間が少なく、この時期に開花したものについては生育に不安が残るとし、早期の天候回復を願った。

 この日は、朝に収穫したナスを組合員が持ち寄り、規格を確認。通常の流通品に当たる「A品」は重量が450~650グラムで、外観は外皮の色が鮮明で光沢があり、全体に柔らかく空洞のない物などとした。

 JAをはじめ蓼科の青果市場や豊洲市場、地元直売所などに出荷し、約7割が県内向け。11月中旬までに約2万本の出荷を目指す。

 近年は豊洲市場への出荷量が増え、新たに東京の商社から引き合いがあるなど、徐々に認知度が高まっている。野竹組合長(79)は「市場の評価も高く需要も増えてるが、生産者の高齢化など担い手不足が課題。若者が栽培したいと思えるよう、しっかり売っていきたい」と話した。

 ていざなすは米ナス系の大型ナスで、大きいものは長さ30センチ、重さ1キロになる。果肉がやわらかく甘みが強いのが特長。

 同組合によると、1887(明治20)年ごろ、旧神原村(現天龍村神原地区)の田井澤久吉さんが東京の種苗店から種子を取り寄せて栽培を始めた。当初は田井澤さんの名前にちなんで「たいざわなす」と命名されたが、次第に親しみを込め「ていざなす」と呼ばれるようになったという。

◎写真説明:出荷規格を確認する組合員ら

  

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