羽場大瀬木線 全線完成へ最終段階に 本線整備へ迂回切り替え

南信州経済

[ 2019年 1月 12日 土曜日 14時49分 ]

 飯田市切石―北方間で工事を進めている県道飯島飯田線(都市計画道路羽場大瀬木線)を巡り、県飯田建設事務所は「2月1日に国道256号を暫定迂回(うかい)路に切り替える」と発表した。現道より低地で建設中の開削トンネルに県道を接続する最終工程に向けた措置。市道橋の上部工を終えた後に県道本線部の掘り下げ工事に着手し、来年度末までの供用を目指す。

 羽場大瀬木線は県道飯島飯田線の先線で、同市の羽場と大瀬木地区を結ぶ。県は2002年に未着工だった切石―北方間(1173メートル)の工事に着手。14年4月に松川切石大橋(橋長331メートル)を含む羽場―切石間(513メートル)が完成した。

 全線を幅員22メートルの4車線道路で結ぶ計画で、現在は05年に着手した切石―北方間(660メートル)が工事中。昨年のうちに83メートルの開削トンネル部で、コンクリート製カルバートの設置が完了していた。

 事業費は羽場―切石間が約57億円、切石―北方間が約53億円。

 国道256号の切り替えは、2月1日午後2時を予定している。

 飯田市北方の約360メートル区間で、県道本線の計画地上にある大井交差点から切石側の現道を通行止めにして工事を進める。

 迂回路は県道計画地の東側に整備した全幅7・0メートルの2車線道路。供用後も現国道の本道になる。

 道路の線形上、飯田インターや阿智村方面から国道や県道を飯田方面に向う場合、大井交差点の進行方向が変わるので注意が必要という。

 羽場大瀬木線は、リニア中央新幹線のアクセス道路として県が整備する座光寺上郷道路や国道153号飯田バイパス(アップルロード)とともに、飯田市街地を4車線道路で囲む環状線計画の一角になる。県は新設、改良を含めた各道路の整備を、JR東海がリニア開業年と位置付ける2027年までに進める。

 問い合わせは同所(電話0265・53・0454)へ。

◎写真説明:工事が進む切石―北方工区

  

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