間伐材利用で「布」作り

南信州経済

[ 2020年 10月 23日 金曜日 15時48分 ]

 根羽村と村森林組合は、根羽杉の間伐材を利用して木の布を作る新事業を始める。19日、同組合が徳島県勝浦郡上勝町の「いろどり」と同社が展開するブランド「KINOF(きのふ)」のライセンス契約を、村が大阪府にある「和紙の布」と委託の業務契約を結ぶ調印式を開いた。

 村役場やまあいホールで開き、いろどりの横石知二社長と和紙の布の阿部正登社長、大久保憲一村長が契約書に調印。大久保村長は「山村地域に住む私たちが山を管理し、生産したもので生計を立てる、そんな仕組みをしっかりと発信していきたいと思った」ときっかけを語り、「事業の位置づけをしっかりしながら、私たち山村地域からさまざまな情報を出して森林林業の大切さを広くアピールできるようにしていきたい」と意気込んだ。

 横石社長は「根羽村とつながりができたことが大変うれしい。今日がスタート。小さい町からしっかり発信していけるよう一緒に頑張っていきたい」、阿部社長は「根羽村の方に愛される、いろいろな形で使ってもらえるような素材を作っていく」と話した。

 「KINOF」はいろどりのファブリックブランド。リネンのような軽い肌触りが特長でタオルやスポンジなどに加工し販売している。村は繊維化した木を布にする織技術を持つ和紙の布に業務を委託。来年の3月までに商品化を見据えた生地の開発を和紙の布と村が共同で行い、それ以降の商品化・販売を目指している。

 村は以前からおもちゃの材料にするなどして間伐材を活用。さらに幅広い層の人に手に取ってもらおうと木の布の開発を決めた。6月には村職員や森林組合職員が上勝町を視察。実際に繊維や商品に触れ、事業展開に関する知識や経験を学んだ。

◎写真説明:やまあいホールで開かれた調印式

  

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