飯田下伊那地域でスーパー9店舗を展開するキラヤ(赤羽宏文社長、本社・飯田市松尾上溝)は27日、地元レストラン・飲食店の味を家庭で簡単に味わえる「キラヤ食材セット『南信州のおいしい食卓』」の第2弾となる2種類のピザを発売した。人気イタリアンレストラン「ソットオーリオ」(同市鼎名古熊)が監修し、下ごしらえもしている。
新型コロナウイルスが地元飲食店に大きな影響を与える中、地産地消を進めるスーパーとして地域を応援しようと商品化。時短料理として全国的に需要が伸びているピザを選んだ。
チーズと季節の野菜、特製トマトソースを使った「太陽のピッツァ」、イタリア産サラミと地元産のキノコ、クリームソースを使った「大地のピッツァ」から選べ、カット済みの地元産野菜などの具材をトッピングして、レンジやオーブンで約10分間焼き上げる。
薄さとモチモチ感を併せ持つ同店ならではの生地は、店内のまき釜で下焼きし、トマトとクリームのソースは店と同じものを使用。料理長の木下彰さん(33)は「店のまき釜の香りがするピザを家で味わってもらえたら」と話す。
太陽のピッツァと大地のピッツァは同プロジェクトのオリジナル商品。キラヤでは「好みの食材を加えた各家庭オリジナルのピザを子どもさんと一緒に作ってみて」と提案している。
いずれも2、3人前で税込み1296円。月曜と金曜に各店6枚(本町店は4枚)入荷する。
問い合わせはキラヤ本部(電話0265・52・0443)へ。
◎写真説明:ソットオーリオの味を家庭で(右が木下さん)