飯田下伊那各地の小中学校で始業式が開かれている。校舎ににぎやかな声を響かせ、子どもたちはそれぞれの思いを新たに新学期をスタートさせている。
売木村の売木小中学校(児童生徒42人)は、19日に始業式を開いた。子どもたちは27日間の休みを終え、久しぶりに顔を合わせた。
2人の代表児童が2学期の目標を発表。3年の女子児童(8)は夏休みを振り返り「楽しかった思い出を胸に、2学期もしっかり頑張る」、5年の男子児童(11)君は「国語が苦手でよく間違えてしまう。日頃から辞典を読んだり練習したりしていく。算数の予習復習もやたい」と決意を語った。
濵中浩校長は「元気に始業式を迎えられてうれしい」「2学期は伸びる学期」と話し、「まずは学習。1学期に培った学びを土台にした成長を期待している」とエール。「2学期は行事がたくさん。運動会や部活動の大会などを通して人間としても大きくなってほしい」とし、「一人一人がたくましく成長できる2学期にしていこう」と呼び掛けた。
県南信教育事務所によると、飯伊の小中学校では19~25日に新学期がスタート。うち、17校が19日に始業式を行った。
◎写真説明:代表児童が2学期の目標を発表(売木小中学校で)