【平谷村】平谷小で「単元内自由進度学習」を初導入 子どもたちが自ら決めて学習を進める

学校・教育

[ 2022年 7月 2日 土曜日 13時25分 ]

 平谷村の平谷小学校は本年度、子どもたちが授業の進度を自ら決めて学習する「単元内自由進度学習」を初めて導入した。1日、同校で5年生の授業を公開した。

 同学習は通常の授業と違い、子どもたちがある単元で自ら計画を立て、自力で学習を進める。同村は昨年度から「村教育魅力化プロジェクト」に取り組み、「自立して学ぶ力」をテーマに掲げる。同学習はその一環で、1学期は5年生を対象に6月28日~7月14日の1日2時間、国語と算数の2科目を充てる。

 学習支援員を務める村地域おこし協力隊の鈴木温未(あつみ)さんが協力。教員らと他校を視察して実践に向けた研究を重ね、進める上で重要な「学習カード」を作成した。

 5年生5人は図書館やフリースペースなど自由に場所を移して学習した。単元は算数が「合同な図形」、国語が「報告文の書き方」で、分からない箇所を教科書やタブレットで調べ、鈴木さんらが作った廊下のヒントコーナーも参照しながら学習カードを解いていった。男子児童の一人(10)は「いつもの授業より集中できて、勉強がはかどった」と話した。

 教員だけでは異動で継続が困難になる恐れがあり、学習カード作成に多大な時間がかかるため、学校側が鈴木さんに協力を要請。全国でも学校職員でない者が関わることは珍しいという。

 權田(ごんだ)敬重(たかしげ)校長は「自分で納得するまで追及でき、自分で解決しようとする力や自己調整能力の向上に役立つ」と期待した。

 同村は子どもを増やそうと、農山村親子留学制度を始めている。滝沢浩教育長は「子どもが行きたい、親が行かせたいと思う魅力ある学校づくりを進め、行ってみたい、住んでみたいという魅力ある村につなげたい」と話した。

◎写真説明:廊下のヒントコーナーで問題を解く5年生

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

Sponsored Link

     

最近の記事

【高森町】まちづくりプラン達成度の評価会議を一般公開 内部と外部2つの視点で分析

8月18日木曜日15:39

【泰阜村】ウクライナ支援「平和の種プロジェクト」で配布されたヒマワリが見ごろ

8月18日木曜日15:10

【天龍村】向方地区の「かけ踊り」が16年ぶりに復活 懐かしい光景に感慨ひとしお

8月17日水曜日15:35

【泰阜村】村長選で再選を果たした横前明氏が初登庁 2期目も子育て支援柱に掲げる

8月17日水曜日15:51

【阿南町】「新野の盆踊り」3年ぶり開催 商店街に盆唄響く

8月15日月曜日13:27

【阿南町】「和合の念仏踊り」始まる 掛け声とともに激しく飛び跳ねる

8月15日月曜日13:36

【飯田市】飯田女子短期大学で防災講座 体験通じて災害時に生きる術を学ぶ

8月13日土曜日13:52

【飯田市】下伊那農業高校畜産部が明大生と移動式鶏小屋を共同開発「地域と鶏、環境に優しい鶏小屋」

8月13日土曜日13:39

【飯田市】カップめん、ガム、アイスクリーム…昭和の懐かしい自動販売機の数々が展示

8月12日金曜日16:14

【阿智村】満蒙開拓平和記念館「鎮魂の夕べ」で犠牲者追悼 明日の平和へ史実語り継ぐ

8月12日金曜日16:03

【飯田市・下伊那】7高校の図書委員が交流会 他校の活動から新たな取り組みのヒントを探る

8月11日木曜日13:14

【リニア中央新幹線】JR東海が「要対策土」公共事業でも管理の意向 積極的に候補地を探す姿勢示す

8月11日木曜日13:37

【高森町】丸山公園平和の丘で「平和をつなぐつどい」 被爆アオギリ「2世」前に平和への思い強める

8月10日水曜日15:31

【飯田市・下伊那】JAみなみ信州が農作物盗難被害防止のパトロール開始 警察署や市町村とも連携

8月10日水曜日15:13

【長野県知事選】阿部氏が4選「県民の思いに寄り添う」 投票率は過去最低の40.94%

8月9日火曜日15:04




南信州新聞の購読はこちら

記事の検索はこちらから




印刷について

出版物について

工場見学について

公式Twitter

公式フェイスブック

RSS




南信州飯田観光ガイド2022秋冬

三遠南信biz

南信州企業ナビ

グリムスパンキーニュース

南信州電子版購読

スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞