阿南町の新野小学校で11日、恒例となっている「坊主めくり集会」が開かれた。2003年度の卒業生が手作りしたB4サイズの「ジャンボ百人一首」を使い、全校児童21人が正月の遊びを楽しんだ。
伝統的な正月行事を体験してもらおうと、年明けに毎年行っている。今回は1、2、3・4・5、6年生の4つの班に分かれて競った。
坊主めくりは、裏返した絵札を順番に引き、坊主が出れば手札を全て失い、姫が出れば捨て札を全てもらえるのがルール。児童らは札をめくるたびに一喜一憂し、終盤に坊主札をめくるチームが出ると、他チームからは大きな歓声が上がった。
1位は30枚を獲得した1年生チーム。男子児童の一人(6)は「初めて参加したけどとても楽しかった」と笑顔で話していた。
◎写真説明:坊主めくりを楽しむ児童たち