飯田下伊那地域の小中学校で5、6日、一斉に入学式が行われた。18人が入学した阿智村の阿智第一小学校(松澤徹校長)は6日に開き、教職員や保護者から祝福を受けた新入生たちが学校生活をスタートさせた。
同校の式典では、真新しいスーツやワンピースに身を包んだ新入生が、2~6年生の上級生や職員らの拍手で迎えられて入場。緊張しながらも笑顔を浮かべて席についた。
松澤校長は、友だちがたくさんできる言葉として▽おはようございます▽ありがとうございます▽ごめんなさい―の3つを挙げて「皆で応援するので安心して学校生活を送ってほしい」と呼び掛けた。
6年生の児童会長は「学校は友だちがたくさんいて、給食もおいしくて楽しいことがたくさんある。分からないことがあったら、お兄さんお姉さんに何でも聞いて」とあいさつ。2~6年生は「児童会の歌」を披露して歓迎した。
県南信教育事務所によると、大鹿小と大鹿中は5日に、それ以外の小学校42校と中学校21校は6日に入学式を実施した。
◎写真説明:飯伊地域の小中学校で入学式が行われた