【飯田市】下伊那農業高校が『創立百周年記念誌』を発行

学校・教育

[ 2021年 9月 6日 月曜日 15時57分 ]

 

 昨年創立100周年を迎えた下伊那農業高校(飯田市鼎名古熊)はこのほど、『創立百周年記念誌』を発行した。創立当時からの学校の歴史や様子など、写真や資料を使って100年の歩みを紹介している。記念誌編さん委員会の遠山善治編さん委員長(65)は「これからの下農や農業教育を考えるきっかけにしてもらえたら」と話している。

 同校は大正9年に「郡立下伊那農学校」として45人の生徒を迎えて開校。昭和23年に学制改革により現在の「長野県下伊那農業高等学校」に改称した。定時制の併設や分校の設置など、幾多の変遷の中で歴史と伝統を積み重ねて創立100周年を迎え、昨年の11月には記念式典を行った。

 記念誌作成は記念事業の一環。同校卒業生でつくる編さん委員会(12人)が編集を担った。

 同委は2016年8月に発足。17年2月から活動をスタートした。初めの1年間は、月に1度のペースで委員会を開催。過去の資料や文献を読み込み100年の歴史を掘り起こした。その後、編纂方針や計画、内容などを骨組みを決めていった。

 A4判で、全842ページ。記念誌の作成は50周年、80周年に続き3回目といい、内容は「これまでの記念誌で触れてこなかった空白の部分」に注目した。当時の生徒や教師の思いを多く盛り込んだ。

 巻頭には開校時からの様子を写した写真がずらり。12章構成で、創立時の校舎建設や校歌制定の過程や戦時中の記録、地域との連携や生徒らの活躍についてつづっている。内容に関連した資料や小話を盛り込んだコラムも散りばめた。

 2000部ほど作り、卒業生や在校生、地域住民に予約販売した。

 高26回卒業生で、2011年~15年度まで校長を務めた遠山編さん委員長は「委員をはじめとする皆さんの協力があったからこそ完成できた」と感謝を述べ「記念誌を見て、100年の歴史を振り返ってくれれば」と話していた。

◎写真説明:100周年を記念して発行

  

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