【飯田市】佐藤市長が信大学長に新学部誘致の意向伝える

学校・教育

[ 2021年 10月 8日 金曜日 16時29分 ]

 信州大(本部・松本市)が検討を進める情報系学部の新設を巡り、飯田市の佐藤健市長は7日、就任あいさつで訪れた中村宗一郎学長と懇談し、市として誘致する意向を伝えた。懇談後の取材に、中村学長は「現在検討中で、内容については一切白紙の状態」としつつ、「飯田市の熱い思いをうかがった。しっかり受け止めたい」と応じた。

 1日付で就任した中村学長は、包括連携協定を結んでいたり関連施設があったりする自治体にあいさつ回りしている。

 懇談は10分ほどで、非公開。中村学長と佐藤市長が懇談後にそれぞれ取材に応じ、中村学長は「新学部の検討は前学長の時から話があり、いろんな角度で議論されている」といい、学長選考に言及すると「新しい学問領域を切り開くと訴えてきた。時代の要請、社会のニーズに応えるのは大学の責務」とも。6年間の任期中の中で形になるよう努力する考えを示した。

 佐藤市長は「この地域には4年生大学がなく、地域の悲願。具体的なチャンスが巡ってきた」と話した。誘致に向けた取り組みを年内にも具体化させたい意向で、「信大の検討の動きに合わせて、地域の熱意を示す形で期成同盟会を立ち上げたい」と加えた。

 市と信大は2019年12月、産業や教育、文化、学術研究などの分野で協力し、地域の発展や人材育成に向けた包括連携に関する協定書を結んだ。

 エス・バード(飯田市座光寺)内の「信州大学南信州・飯田サテライトキャンパス」には、工学部の研究組織「航空機システム共同研究講座」を置く。周辺環境と調和した公共空間を設計する「ランドスケープ(景観)・プラニング共同研究講座」を設置する計画もあり、農学部と連携して2023年4月の開講を目指す。

◎写真説明:懇談後の取材に応じる中村学長

  

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