【飯田市】竜丘小学校で全学年を対象に「児童自由画教室」 150周年記念事業の一環で

学校・教育

[ 2022年 10月 20日 木曜日 16時48分 ]

 飯田市の竜丘小学校は、全学年を対象に「児童自由画教室」を開いた。同校150周年記念事業の一環として実施。児童たちは想像力を働かせながら思い思いに絵を描き、感じたことを自由に表現することの楽しさを学んだ。

 竜丘小では大正時代、木下紫水(1882~1951、駄科出身)が中心となり、自由な表現を尊重した図画学習「自由画教育」を展開。展覧会で多数入賞し、同校の自由画教育が全国に知れ渡った。

 かつて盛んだった自由画教育を現代に当てはめ、子どもたちに体感してもらおうと実施。同市美術博物館専門研究員の手塚俊尚さん(69)を講師に招き、全学年を対象に開いた。

 このうち2年生は7日に開き「ふしぎなたまご」に挑戦。三角や四角などさまざまな形をした卵を描き、中身を想像した。虹や好きな動物、宝石など中から出てくるものを自由に表現し、中にはサッカー場を描いた児童も。クレヨンやクレパスなどを使い、手でこすってかすれを入れた子もいた。男子児童の一人(7)は割れた卵から列車が飛び出す絵を表現し「いろんな卵や好きなものを描けて楽しい」と笑顔で話した。

 19日には4年生が「おもしろ色カード」を体験した。ブラシやビー玉などで模様を描いたカードを作成。自分で主人公をつくって短い物語を考え、カードを切り貼りして物語の絵を描いていった。道具を使ってさまざまな模様をつくり、カードを分け合いながら思い思いに絵を描いた。

 全校生徒の作品はは、11月5、6日の地区文化祭で展示する。

 手塚さんは「どの子も個性が出て夢中になっていた。描くものは時代とともに変わるが、心を豊かにするという目的は紫水の頃と変わらない。自由に描く楽しさを味わってほしい」と話した。

◎写真説明:思い思いに絵を描く竜丘小の児童

  

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