飯田駅前プラザ(仮称、飯田市東和町)の2、3階にできる公共エリアの活用について具体的な提案をしようと、飯田風越高校で14日、生徒有志らによるキックオフミーティングがあった。市が今後開く高校生ワーキングに向け、アイデアを出し合った。
プロジェクトには「情報」の授業を受ける普通科2年生の希望者12人が参画。県教委と包括連携協定を結び、高校単体では実現が難しい試みを支援するKDDI地方創生推進部と連携して進め、アイデアを練り上げて企画書にまとめる。
KDDI側との初顔合わせとなったこの日は、それぞれに考えた活用方法の中から、一押しのアイデアを発表。「電車の待ち時間に利用できる学習スペースがあるといい。りんご庁舎は遠いので大変」「親が買い物をする間に子どもが軽い運動をできる場所を」「作品の展示スペース」などと自由な発想で提案した。
市が開く予定の高校生ワーキングでは、他校の生徒と意見を交換しながら、必要とされるスペースの実現を目指す。
高校生によるアイデアはソフト面を中心としたものになる予定。
◎写真説明:アイデアを発表する生徒(風越高で)