飯田OIDE長姫高校電気部マイコンカーラリー班の宮嶋一希さん(16)と小木曽太論さん(同)=ともに電子機械工学科2年=が、1月7、8日に大阪府で開くジャパンマイコンカーラリー2023全国大会(主催・全国工業高校学校長協会)に出場する。
同大会は、プログラムによる自動制御のマイコンカーで指定のコースを走ってタイムを競う。車体先端部のセンサーでコース上の白線を読み取りながら、4つの車輪の回転速度を変えてコースを走行する。工業高校のロボット競技大会では最大規模。
全国大会では予選で1周70メートルのコースを走行し、上位32人が決勝トーナメントに進出。決勝は当日発表のコースで、2台ずつが対戦しトーナメントを勝ち抜いていく。
県大会では宮嶋さんが優勝、小木曽さんが3位入賞。北信越大会では宮嶋さんが準優勝、小木曽さんが5位に入賞した。
宮嶋さんは、昨年の北信越大会で優勝し全国大会への出場権を獲得したものの、新型コロナの影響で全国大会が中止となり、北信越大会のタイム記録で全国2位に入賞した。「コースを完走できれば予選を突破できる。ベスト16にはいけるはず」と意気込んだ。
小木曽さんは、昨年の北信越大会でコースアウトしてしまったものの今年は完走して全国出場権を勝ち取った。「ミスをなくし完走できるよう頑張りたい」と語った。
26日には同校同窓会が激励に訪問。井口昇治副会長は「非常に誇らしい。大きな舞台でも普段の実力を発揮して」とエールを送った。
◎写真説明:全国大会へ出場する小木曽さん(左)と宮嶋さん(右)