2023年度公立高校入学者後期選抜の合格発表が17日、県内一斉に行われた。飯田下伊那地域では県立7校で全日制739人(前年701人)、定時制29人(同27人)の計768人(同728人)の入学予定者が発表された。再募集は公立全日制3校4学科、定時制1校1学科で行う。
飯田市上郷黒田の飯田風越高校では、7日の学力検査から緊張の時間を過ごしてきた受験生が、友人や父母らと集まった。発表時刻の午前8時半になると、正面玄関に合格者番号が貼り出された。自分の番号を確認した受験生らは「あった。あった」「良かった」などと声を上げ、友人や家族らと喜び合った。
高森中学校3年の男子生徒(15)は「合格できてすごくうれしい。高校生になったら大学受験も視野にしっかりと勉強したい」と語った。
多くの受験生は情報開示条例に基づき、受け付けをして自身の点数を確認した。
◎写真説明:番号を確認する受験生と保護者ら(飯田風越高校で)