【高森町】高森南小学校で南極・昭和基地の南極地域観測隊員とライブ中継

学校・教育

[ 2021年 9月 27日 月曜日 15時57分 ]

 南極・昭和基地で活動する南極地域観測隊員とリアルタイムで交流する「南極教室」が24日、高森町の高森南小学校で開かれた。4年3組の28人が、第62次観測隊で地圏変動に関する調査を担当している西村祐香さん(25)から基地での仕事や生活などの説明を聞き、南極を通じて地球への興味を広げた。

 国立極地研究所(東京都立川市)が南極観測の現在の状況を知ってもらおうと、隊員と縁のある全国の小中高校で催している企画。西村さんは中学、高校時代を飯田市で過ごし、母の敏子さんが同組の担任教師である縁から交流が実現した。

 西村さんは画面を通して南極の自然環境や基地での暮らしを紹介。「南極の分厚い氷には各時代の空気が閉じ込められている地球のタイムカプセル。氷を調べることで地球全体のことが分かる」と南極調査の意義を強調した。

 現在、基地には31人が駐在しているが、観測を行う隊員だけでなく、医師や調理師、整備士など生活を支えるための業務に就いている隊員がいることも説明。他の隊員らも加わり、1年で1人1トンの食料を消費することや予備分も含めて計40トンもの食料をあらかじめ持ち込んでいることなどを伝えた。

 男児児童の一人(10)は「南極の自然環境など分からなかったことを知ることができた。基地で働いている人が意外と少なくて驚いた」と話した。

 同組では4月から地球について調べており、敏子さんは「今日の授業で興味を持ったことをさらに深く調べてもらえれば」と期待を寄せていた。

◎写真説明:飯田市出身の西村さんと交信する児童たち

  

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