ガーナの高校生が飯田市に来訪

学校・教育

[ 2018年 8月 29日 水曜日 15時32分 ]

ガーナの高校生たちに伝統の水引を紹介

 アフリカのガーナ共和国の高校生20人が28日から9月4日まで、日本研修旅行の一環で飯田市に滞在し、市内の高校生と交流したり、環境文化都市の取り組みや伝統文化を学んだりする。29日は市役所の牧野光朗市長を訪れてから、南信州広域連合のごみ焼却施設「稲葉クリーンセンター」(同市下久堅)などを巡った。

 高知県出身者らでつくる「ガーナよさこい支援会」による研修・交流プログラムの一環で、一行は17日に来日した。毎年の前半は都内の高校生らと「よさこい連」を結成して原宿表参道のよさこい祭りに参加し、後半は地方都市との交流を取り入れている。飯田市の受け入れは3年ぶり3回目で、飯田国際交流推進協会が担う。

 一行は29日の朝に市役所を訪れ、牧野市長にガーナの織物工芸の「うちわ」などを手渡した。牧野市長も飯田特産の水引のブローチを一人ひとりに贈り「人と人とを結ぶシンボル。美しい風景や自然、結いの精神にあふれる飯田を満喫していってほしい」と呼び掛けた。

 セント・ローゼス高校を今月に卒業したアベナ・オチェレさん(17)は「飯田は静かで美しくて素敵なまち。水引細工をはじめ、できることすべてに挑戦したい」と話していた。

 ガーナの生徒たちは滞在中、リンゴ狩りや今田人形座での人形操りを体験するほか、飯田高校で英語や数学の授業に臨んだり、飯田風越高校で水引細工作りや書道体験などに挑戦したりする。ホストファミリー18軒ごとの交流や全体パーティーもある。

 ガーナよさこい支援会は02年の設立。当時の駐ガーナ大使だった高知出身の浅井和子さんの発案により、ガーナで「よさこい祭り」を開くことになり、土佐高校の同期生らで立ち上げた。翌年から日本研修も受け入れ、両国での交流活動を継続。主には環境衛生の取り組みも学べるとして、飯田を地方都市の訪問先の一つとしている。

  

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