キャリア教育推進フォーラム開く

学校・教育

[ 2020年 1月 20日 月曜日 15時08分 ]

 飯田市のキャリア教育推進フォーラムが18日、鼎文化センターで開かれ、市内の中学生ら約300人が参加した。2006(平成18)年に始まり、14回目。「自分らしい生き方の実現」をテーマに掲げて活動発表や意見交換を行い、職業観や勤労観、地元への愛着心を育てる機会にもした。

 この日は、全9中学校の代表の2年生13人でつくる「結いジュニアリーダー」が進行役を担ったほか、遠山郷など各地で行う養成講座を通して学んだことを発表した。

 「働くこと」「地域と関わること」を来場者と一緒に考え、ジュニアリーダーは養成講座に参加する前後での心境の変化を紹介した。地域との関わりについて、「(活動を進める中で)互いに助け合うことだと感じた」との声。体験活動を踏まえ「身近な地域との関わり方を自ら考え、何か始めてみてください」と呼び掛けた。

 働く意義についても活発に意見交換。「人の役に立つ」「自分を成長させる」など、ステージと向き合った生徒たちは職場体験学習を通じて感じたことを語った。

 市担当課によると、市内の中学2年生約850人は昨年7月から10月にかけ、事業所など延べ447カ所で職場体験を行っている。

 また竜丘小学校6年生と松川高校ボランティア部による活動発表があり、このうち竜丘小は景勝地の鵞流峡一帯に生い茂る竹林を伐採して景観を整える「天竜川鵞流峡復活プロジェクト」での取り組みに触れた。

 「自分はどう生きていくか」と題し、それぞれの夢についても語り合った。会場には地域住民も足を運び、生徒の意見に興味深そうに耳を傾けていた。

 飯田型キャリア教育は、古里の素晴らしさ、地域で働くことの素晴らしさなどを子どもたちに伝えることを重視。人とつながる力や▽自分を見つめ夢と目標を描く▽課題を持って最後までやり抜く▽職業や仕事について興味、関心を持つ▽古里の良さに気付き自ら関わる―の5つの力を育む。

 牧野光朗市長は「リニア・三遠南信時代にあっても生まれ育った古里に根を張り、全国、世界に向けて羽ばたいて」とエールを送った。

◎写真説明:飯田市のキャリア教育推進フォーラム

  

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