リニア時代のまちづくりへ 中学生が懇談会

学校・教育

[ 2021年 7月 24日 土曜日 14時00分 ]

 下伊那北部5町村と飯田市座光寺・上郷の中学生によるまちづくり懇談会が22日、高森町福祉センターであった。6校33人の生徒が集まり、リニア時代へ向けてそれぞれの地域をどうしたいか考え、将来の地域の姿を巨大な地図に描いた。

 下伊那北部5町村では、リニア時代に向けた北部地域のまちづくり構想の策定に向けて取り組んでいる。中学生のワークは、構想に若者の意見を取り入れようと開催。各役場の若手職員による懇談会を実施した他、来月には高校生や大学生、若手社会人を対象に同様のワークショップを予定する。

 北部町村の中学校と飯田市高陵中の6校が参加。学校ごとテーブルに分かれ、現在の自分の住んでいる地域の魅力的な施設や取り組み、自然景観などを挙げて地図に記した。

 続いて南信州広域の「日本一住みたいまち」や北部地域で掲げる「住んで楽しい、遊んで楽しい」をテーマに健康医療や産業、子育て、レジャーなどの分野で意見交換。最後に各地域ごとの夢を大きな地図に描き込んで発表し合った。

 各校の生徒からは、進学先となる大学や専門学校の誘致、自然を生かしたアウトドアレジャー施設の建設、移住者を受け入れる農園付き住宅やタワーマンションなどの意見が出された。

 高森町の壬生照玄町長は、若者が地域づくり活動を行う「わかもの☆特命係」を紹介しながら「自分の住んでいる地域を好きになってほしい。これからも地域を学び、まちづくりをどうしたらいいのか一緒に考えてほしい」と呼び掛けた。

 高森中学校3年の生徒(14)は「いろんな地域の中学生と一緒に将来を考えることができてうれしい。リニアができることはチャンス。学校や施設を作ることも大事だけど、今ある自然や農業を大切に守っていくことも必要だと感じた」と話した。

◎写真説明:巨大な地図に将来像を描く中学生

  

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