地域の特産品を知ろう

学校・教育

[ 2020年 10月 30日 金曜日 15時20分 ]

 高森南小学校の4年生111人は28日、町の特産品である干し柿づくりに挑戦した。校内で柿の皮むきからつるし、燻蒸(くんじょう)までを体験し、地域の特産品である干し柿について学びを深めた。

 同校では、郷土食に興味を持ち地域で大事にしている産業について理解を深めてもらうことを目的に、毎年4年生が体験している。児童らはこれまで干し柿の作り方や、町の特産品「市田柿」特有の白い粉について学んできた。

 この日は市田柿づくりの指導に公民館やJAみなみ信州の職員、作業の支援に町社会教育委員と児童の保護者らが駆け付けた。手順の説明を受け、体育館に敷いたビニールシートの上でクラスごとに作業を開始。ピーラーの使い方を教わりながら、校内で収穫した柿の皮を一つ一つ丁寧にむいた。

 両手に柿を持った児童らは屋外の柿干場へ向かい、木の棒にすだれ状にくくり付けられた柿クリップへ、1本につき10個ずつ柿をつるした。最初は慎重に柿をつるしていた児童らも少しずつコツをつかみ、柿の香りも楽しみながら20分ほどで約70本のひもから成る「柿すだれ」を完成させた。

 手際よく柿をクリップに留めていた男子児童(10)は「皮をむくのは、最初はむずかしいと思ったけど、やっているうちに簡単にできるようになった」と笑顔を見せた。

 児童らの活動を見守っていた袖山秀明校長(57)は「関係者の皆さまのおかげで、地元の特産品である干し柿作りの貴重な体験でき、感謝している。本校では『地域を知る』ことを大切にしている。今回の学習で高森の良さを一層感じられたと思う」と話していた。

 燻蒸を終えた柿は約1カ月間校内につるし、出来上がった干し柿は児童らが家に持ち帰って味わう予定。

◎写真説明:むいた柿をつるす児童(高森南小で)

  

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