新阿智中学校が開校

学校・教育

[ 2011年 4月 6日 水曜日 15時36分 ]

 清内路、浪合、平谷の3中学と統合した新阿智中学校(佐川浩一校長)が5日に開校し、各地域から集まった生徒238人が、真新しい校舎での中学生活をスタートさせた。

 中学統合は阿智中の校舎改築に伴い、2006年5月に阿智村教育委員会から下伊那西部各村の教委に提案され、保護者や地域の意向を踏まえて検討した結果、4中学の統合が決定。昨年度から清内路、この日から浪合と平谷村の生徒を加え、統合阿智中が歴史が名実ともに始まった。

 木をふんだんに使った新校舎は合併特例債、国の補助金を含む24億円で建設し、校歌には浪合と清内路、平谷のシンボル(御所の里辺、おおまき、平谷の峰)を盛り込んだ新三番を加えた。生徒の融和を図るため、統合前には中学間交流も盛んに開いてきた。

 生徒の内訳は新1年生80人(阿智第一小28、第二小25、第三小9、浪合小7、清内路小8、平谷小3)、2年生73人(阿智中59、浪合中4、平谷中10)、3年生85人(阿智中75、浪合中7、平谷中3)。1・3年生は3クラス、2年生は2クラスとした。

 生徒たちは午前9時40分までに徒歩・スクールバスで登校すると、浪合と平谷の生徒を迎える会で互いに自己紹介。式の準備と校歌の練習、清掃に続き、仲田耕治さん(南信美術会役員)が制作し、名誉村民でGOKOカメラ会長の後藤正さん(84)が寄贈したブロンズ像「刻(とき)」の除幕式と開校式、入学式に臨んだ。

 玄関前で行われた除幕式で、後藤さんと佐川校長、教育委員、正副生徒会長らが幕を引くと、学校の思い出を刻むイメージを若い男女の姿で表現した像が登場。生徒たちは拍手で祝った。

 後藤さんは「どんな環境に生まれようと、人生には困難や苦しみが詰まっている。人間にとって最大の喜びはそれらに挑み、乗り越えた時に得られる。在学中、卒業後にこの像を見るたび、そのことを思い出して」、佐川校長は「将来の夢に思いをはせているかのような像。学校のシンボルとして大切にしたい」と語った。

 式典では岡庭一雄阿智村長と塚田教育委員長らが、誇りを持ち、大きな目標に向かって力を合わせ、互いを高め合うよう呼び掛けた。

 古い校舎は5月から解体し、中庭などを含む外構工事は10月までに終了する予定。

  

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