松川高ボランティア部が追悼セレモニー

学校・教育

[ 2018年 3月 12日 月曜日 15時09分 ]

被災地由来の花の種を付けたメッセージ風船を飛ばした

 東日本大震災直後から宮城県石巻市の支援活動を続ける松川高校ボランティア部は11日、震災発生から7年目の「3・11追悼セレモニー」を同校近くの竹村会館で開いた。生徒と住民ら約80人が、鎮魂と復興を願ってペットボトルキャンドルをともし、メッセージを書いた風船を黙とうに続いて飛ばした。

 

 ボランティア部は町内のリンゴを石巻の高校や仮設住宅に届けたり、石巻の小学校から譲り受けた花の種を発芽させて里帰りさせる活動を、リンゴ農家や生徒会と連携して継続。石巻との関係は支援から相互交流に発展し、活動は地域からも高く評価されている。

 この日のセレモニーは「震災を忘れない・風化させない・つなぐ」をテーマに開き、月6回の運営ボランティア活動で交流がある「こどもカフェHug(ハグ)」(市岡阿依理事長)との合同企画とした。

 震災後に生まれた子どもたちにも伝えようと、午前には震災絵本の読み聞かせも行い、部員と子どもが風船にメッセージを書き込んだ。

 高森町のグループ「TAKART」(中塚功二代表)の協力を得てともしたペットボトルキャンドルは「3・11 絆」の形に並べ、午後2時46分の黙とうに続いて飛ばしたハート型の風船には、石巻の避難所になっていた小学校から譲り受け、毎年発芽させているペチュニアの種を付けた。

 最後にギター伴奏に合わせて復興支援ソング「花は咲く」と「故郷(ふるさと)」を全員で歌い、部員たちは「地域の皆さんとのつながりをこれからも大事にしたい」と募金への協力も求めた。

 ボランティア部長の塚平健吾さん(17)は「7年間続けてきたことを住民やお子さんに知ってもらえる機会になった。これを機に震災を風化させないことをあらためて意識し、支援を続けていきたい」と話していた。

  

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