飯田市立飯田西中学校2年2組の生徒25人は18日、同市羽場公民館で家庭科の公開授業を行い、同公民館の吉澤之栄館長をゲストティーチャーに迎え、地域との関わり方などについて学んだ。
この日の授業のテーマは、「地域の活動がなぜ行われるのかを考え、地域とどのように関わり合っていったらいいか考えよう」。地域活動の意味について考えた生徒らは、「地域を明るくする」「絆を深める」「活性化させる」「住みやすい場所にする」などと、それぞれの意見を発表した。
また、地域のために自分たちができることについては、「地域活動に積極的に参加する」「地域の人に声を掛ける」「地域に対する自分の思いをどんどん述べる」などを挙げ、今後の授業で、より良い地域にするためのアイデアをまとめ、羽場・丸山地区のまちづくり委員会に伝えることを決めた。
授業で吉澤館長は、「中学生は地域の一員として大切な存在。地域活動は大人だけがやるものではないので、積極的に参加したり、意見を述べたりしてほしい。皆さんは今だけではなく、将来のこの地域にとっても大事な人。将来もぜひこの地域で活躍して下さい」と呼び掛けていた。