OIDE長姫高が電池自動車大会で8連覇

学校・教育

[ 2019年 8月 10日 土曜日 13時23分 ]

 飯田OIDE長姫高校(飯田市鼎名古熊)原動機部が4日に三重県鈴鹿市で開かれた電池自動車と電池二輪車によるタイムレース「2019Ene―1チャレンジ」に出場し、2種目の高校部門で優勝した。旧飯田工業高時代を含め、大会8連覇を達成。部員たちは先輩部員や周囲の支えに感謝し「伝統を引き継ぐことができた」と喜びを語った。

 充電式単3電池40本が動力源。自動車は1周約5・8キロのコースを3回走行し、合計タイムで競った。車体重量制限なしのKV―1クラスには同校から2台が出走し、高校29台中で1、2位を独占し、中学から大人までの全体63台中でも3、4位となった。重量35キロ以上のKV―2クラスには1台が出場し、高校17台中で1位、全体37台中で2位に入った。

 3輪の車両(長さ3メートル、幅55センチ、車高47センチ)は先輩たちが製造したものを引き継ぎ、空気抵抗を減らしたり、モーターの効率を上げたりの改良を施した。大会直前には新たなホイールを矢崎製作所(同市羽場権現)が寄贈。ドライバーたちは過去の走行映像から理想のコース取りを研究し、飯田自動車学校(同市鼎切石)で練習走行も重ねた。

 3年生7人は今大会が引退レース。部長の宮澤学斗さん(17)は「先輩たちから受け継いだ技術やデータ、地域の方々の支援を生かし、チーム一丸で取り組んだ結果」と感謝し、後輩に向けては「伝統を引き継いで技術を高め、高校生部門の連覇を目指してほしい」と期待を込めた。

 KV―1クラスでドライバーを務め、時速80キロ超の操作を担った3年の宮内雪弥さん(17)と伊藤裕世さん(18)は過去のデータを踏まえ、効率的な加速・減速やコーナーワークを心掛けたといい「車体整備など、みんなで力を合わせての勝利」と笑顔を見せた。

 一方、二輪車クラスに同校から出場した1台は「デザイン賞」を受賞。「運転中の姿が(41台中で)最も一体感と安定感があり、バイクを含めて格好いい」と評価された。車体は3Dプリンターによるパーツを用いた。ライダーで3年の池田蓮さん(17)は「細かな努力も見てくれてうれしい」と話した。

◎写真説明:大会8連覇を喜ぶ飯田OIDE長姫高の原動機部

  

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