下條小で「市田柿出前教室」 体験通じ応援隊に

学校・教育

[ 2014年 11月 1日 土曜日 13時53分 ]

 市田柿ブランド推進協議会と飯伊農業振興協議会は31日、下條小学校で4年生48人を対象に「市田柿出前教室」を開いた。皮むきから柿のれん作りまでに挑戦し、12月中には白い粉が出た市田柿を味わえるという。

 地域の伝統食品である「市田柿」を子どもたちに理解してもらい、実際の作業体験を通じて親しんでもらおうと、昨年に続く2回目の取り組み。市田柿を作っている市町村教委を通じて募集したところ、下條小をはじめ4校から応募があった。

 初回となったこの日は、同推進協議会の構成メンバーである同農政課や下伊那農業改良普及センター、村教委などから7人が同校を訪れ、出前教室を開催。はじめに飯田下伊那が日本一の生産量を誇る干し柿の特徴や歴史、あんぽ柿やころ柿の違いについて説明し、実際の体験作業に入った。

 給食着にマスクを着用して衛生面に気を付けた児童たちは、現在の渋みを舌で確認した後、持参したピーラーを使って皮をむき、むいた柿をお湯で殺菌してから1人3個ずつ順番に柿のれんにつるす作業を進めた。同農政課によると、25日ほど干してあんぽ柿の状態になったら1度甘さを確認し、さらに20日ほどかけ柿をもんだり、紙袋に入れて寝かせたりを繰り返しながら市田柿に仕上げていくという。

 市田柿に初めて触れたという男子児童(10)は「おいしく出来上がるよう頑張りたい」と器用に皮をむいていった。同農政課生産振興係の係長は「全国では市田柿を知らない人の方が多い。大きくなったら市田柿のことを教えてあげてほしい。1つでも多く売れれば農家もたくさん作れる」と将来の市田柿応援隊の活躍に期待を寄せた。

  

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