愛大生が「市田柿」研究~若者への訴求を課題に

学校・教育

[ 2012年 8月 30日 木曜日 15時28分 ]

 愛知大学経営学部で市田柿を研究しているチームが28、29の両日、来飯して現地調査をしている。生産者から流通、加工を担う事業所、消費者までを対象に聞き取り調査を実施。12月まで研究を重ね、若者に訴求力のある販売戦略を練る。

 2007年に南信州広域連合と結んだ連携・協力協定の一環。ことしは経営学部内で2チームが動いており、太田幸治教授のゼミの1グループが「市田柿チーム」として4月から研究を重ねている。

 テーマは「市田柿のブランドを高め、若い世代にも浸透させること」。座学で市田柿の概要や生産方法などを学んできており、不明な点や現場の声を聞くために3、4年生の8人が来飯した。

 初日はJAみなみ信州と飯田市、高森町、豊丘村の12農家を訪問し、生産、加工までの過程や栽培に込める熱意などを聞き取りした。

 ほ場や干し場なども見学させてもらい、つぶさに記録をとった。

 29日は高森町下市田の民俗資料館「時の駅」を見学して近藤昭弘館長から市田柿の歴史を学んだほか、直売施設や菓子事業者を訪問して消費者、加工会社の考え方を聞いた。

 3年生でリーダーの男性(20)は「おいしさや見た目の良さなど、他の干し柿にはないブランド力がある。自分たちと同世代の若者にどう魅力を伝えていくか、市田柿にかける農家のみなさんの熱い思いに応えられるよう研究していきたい」と話していた。

 秋の乾燥時にも現地調査を行い、12月に開かれる愛知県内の大学生を対象にした発表会に向けてレポートを作成する。

  

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