泰阜小児童がカタクリ学ぶ

学校・教育

[ 2014年 4月 17日 木曜日 19時26分 ]

 泰阜村立泰阜小学校の3、4年生26人が16日、同村稲伏戸の薬師堂にあるカタクリ群生地を訪れ、村花で同校の校歌冒頭でも歌われるカタクリについて学んだ。

 カタクリの花や管理を続ける住民の思いを伝えようと、村内で活動するグループ「カタクリ益す増す会議」(平栗實会長)の呼び掛けで、同校の1年生と3、4年生が群生地を見学・学習する機会を設定。3、4年生は村北部の稲伏戸群生地を、1年生は南部の田本群生地に訪れた。

 稲伏戸の群生地では同グループの平栗会長と、地元の林銀一さんの2人が講師を務め、カタクリの生態や保護活動について説明。はじめに平栗会長が、カタクリが咲くまでに7年かかり、簡単には増えないことなどを紹介し、「花が咲いていても採らないのが原則。見て楽しんでもらいたい」と児童たちに呼び掛けた。

 林さんは、薬師堂北側の斜面にびっしりと生えるカタクリは、江戸末期から明治初期にかけて同所に住んでいた医者が薬用に栽培したのが始まり―などと歴史的背景を紹介した上で「機会があれば、太陽の光が当たる午後に花が咲く。また見に来てほしい」と話した。

 同群生地は、村花制定に伴って地元老人クラブが保護活動に取り組むようになり、採取されないよう柵で囲い、草刈りなどの管理を続けている。平栗会長は「村の花を大事にしてもらいたい」と話していた。

  

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