グリムスパンキー ニュース 2022.03.20.

グリムスパンキー

[ 2022年 3月 28日 月曜日 18時51分 ]

プロとして積んだ活動歴8年の証! 松尾&亀本の“交友録”を初公開

【取材・文:仲井勇司、illustration:Remi Matsuo】

 飯田下伊那地域出身のロックユニットGLIM SPANKY(グリムスパンキー=松尾レミ&亀本寛貴)はオリジナル曲の発表やコンサート活動のほか、他のアーティストへの楽曲提供や共作、テレビ・ラジオ・映画・CMなどの仕事によっても活動の地歩を固め、確実なステップアップを果たしてきました。そうした動きの中でどのような音楽業界のつながりを築いてきたのか―。今回は音楽を通じた松尾さん亀本さんの“交友録”をテーマに話を聞きました。

ギタリスト布袋寅泰のアルバム「Soul to Soul」(2020年)には布袋と共作・共演した英詞ロックソング「Savage Sun」が収録されている

 人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」への楽曲提供(2019年)を皮切りにコラボレーション(外部との協業)による活動も活発化させてきたグリムスパンキー。中でもロックギタリスト布袋寅泰(ほていともやす)さんのアルバム「Soul to Soul」(20年)に収録された楽曲「Savage Sun feat.GLIM SPANKY」が布袋さんとの共作・共演で完成したことは大きな実績の一つです。

 松尾さんは「布袋さんから『グリムスパンキーの曲をすごく研究したよ』と言っていただいて制作が始まった。まだまだ若手の域を出ない私たちなのに終始対等に接していただいて…ロックスターとしての器の大きさに感激しました」と回想。

 亀本さんも収録曲について「米ヒット映画『KILL BILL』の主題歌だった布袋さんの曲『BATTLE WITHOUT HONОR OR HUMANITY(バトル ウィズアウト オナー オア ヒューマニティー)』のイメージをもとに曲想を提案させていただいたらOKが出た。ほんとうに心の広い方で、ゼロから完成までしっかりコラボできました」と納得顔。

 コロナ禍の影響もあり英国ロンドン在住の布袋さんとのやり取りは全てオンラインで行う形でしたが、世界的ギタリストとのコラボを大いに楽しめたようです。

楽曲提供などにより交流が深まった女優の上白石萌音さん(中央)と

 昨年の本欄取材で亀本さんが「ミュージシャンにない、女優ならではの全身を使った歌の表現力を感じた」と称賛していた女優・歌手の上白石萌音さんとは楽曲提供、カバー曲プロデュースという形でコラボを重ねています。

 松尾さんは「萌音ちゃんは提供した曲を、愛をもって理解しようとしてくれる」と人柄に言及。上白石さんが松尾さんの自宅へ遊びに来るほど個人的にも親しいそうで「私の誕生日に(無料通信アプリを使った贈り物サービスの)LINE(ライン)ギフトをくれたりする。すっごい律儀!」とも。そんな仲の良さと信頼感からは、松尾さん自身も上白石さんのプロデュースに大きな愛情を注いでいる様子が伝わってきます。

松任谷由実さん(左)のラジオ番組にゲスト出演した際の記念写真=TOKYO FM提供

 シンガーソングライター「ユーミン」こと松任谷由実さんとは18年にユーミンが担当するラジオ番組「ユーミン・コード」(TOKYO FM、FM長野などJFN38局)にゲスト出演して以来、交流が続いているそうです。

 松尾さんは「子どものころ、母が運転する車にはいつもユーミンの曲が流れていた。ユーミンは身近にあることが当たり前な存在でした」と振り返り、ラジオで知り合ってからは「東京麻布台のレストラン『キャンティ』へ食事に連れていっていただいたり、私たちの新年会に参加していただいたり」という付き合いに。ユーミンお気に入りの店としても知られる、あの名店キャンティにまで誘われていたとは!

 「ショートメールもいただくし、かわいがっていただいてるなと感じています」と恐縮気味の松尾さん。一方の亀本さんはユーミンからシャツをプレゼントされたことがあるそう。かなり派手な柄のシャツらしく「いつか亀にステージで着てもらおうと思ってるんですよ」(松尾さん)と驚きの“ユーミン・エピソード”も明かしてくれました。

 14年6月のデビュー以来、さまざまな出会いも重ねて8年。メジャーレーベルに所属するアーティストとして亀本さんは「(仕事の依頼主である)芸能人の方、業界関係の方々が『いま、どんな音楽の流行があるのかな』と探すときに見るカタログにグリムスパンキーも載れている感覚」と現状を表現。ユーミン、布袋寅泰といった大物たちと関わるような状況に浮かれる様子もなく、「僕らは商品棚に並んでいる存在」と客観的に答える様子には、むしろプロ意識の高さが感じられました。

  

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