【リニア中央新幹線】飯田市のリニア長野県駅周辺整備事業をオンラインで報告

リニア中央新幹線

[ 2022年 7月 18日 月曜日 13時14分 ]

 リニア中央新幹線県内駅(飯田市上郷飯沼・座光寺)の周辺整備事業で、市は16日、検討状況をオンラインで報告した。リニア開業後や整備計画に関心を持ってもらう狙いで、5月28日に続く第2弾。「みんなでつくる駅前空間『結いの広場』」と題し、市側はイメージ図を公表した。9月に意見交換会を予定する。

 報告会には佐藤健市長のほか、結いの広場のデザインに関わる建築家の北川原温氏らが参加した。

 リニア駅までの動線、駅前広場の絵姿、魅力発信の仕組みづくり、駅前広場の利用について提案。2030年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにする「ゼロ・カーボンシティ」の実現に向けた構想も示した。

 北川原氏は駅南側の調整池周辺に計画する魅力発信機能に市民のアイデアを取り入れたい意向で「ランドスケーブを形成していく上で環境を重視し、残土を有効に使って起伏や丘を造れたらと考える。市民と意見交換しながらデザインを練り上げたい」と話した。

 佐藤市長は駅周辺整備事業の整備費に言及。「絵姿を見て、実際にいくらかかるのかは気になるところだと思う」と語った。その上で、物価高騰といった変動要素を踏まえながらも「事業費がどんどん膨らむことがないようコントロールしながらやっていく」とした。

 基本設計によると、駅周辺整備の初期整備費は91億円。91億円のうち用地物件補償費は42億5000万円、委託費は7億4000万円、整備工事費は41億1000万円。財源として国庫補助金などを活用し、市の実質負担額は39億4000万円となる。

 報告会は動画投稿サイト「ユーチューブ」を活用してライブ配信した。

 市は報告会や意見交換会を踏まえて計画を実装化する方針で、土木工事に関する実施設計は9月に公表する予定。

◎写真説明:オンラインで行われた報告会

  

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