【リニア中央新幹線】JR東海が飯田市上郷北条地区で懇談会「22年度内の準備工事着手目指す」

リニア中央新幹線

[ 2022年 6月 1日 水曜日 15時55分 ]

 JR東海は5月31日夜、リニア中央新幹線県内駅(飯田市上郷飯沼・座光寺)と風越山トンネル上郷工区(3・3キロ)に関する懇談会を上郷北条地区で開いた。両工区の工事スケジュールを提示。工事用車両の運行計画も示し、関係者によると安全対策などについて意見が出た。

 懇談会は非公開。
 駅工区のうち「土曽川橋りょう」「竜西一貫水路の付け替え」「新戸川付け替え」の3カ所が今回の対象工事となる。

 工事スケジュールによると、駅工区は準備工事が22年度の第2四半期に開始。土曽川橋りょうの下部工が22年度第3四半期、上部工が24年度の第2四半期、環境対策工が25年度の第3四半期に始まる。新戸川付け替えが23年度第2四半期、竜西一貫水路付け替えが22年度第3四半期に着手する予定。

 上郷工区は23年度に施工ヤードの工事を開始し、シールドマシン(掘削機)は24~25年度に組み立てる。シールドトンネル工事は25年度第4四半期に始まる見通し。

 工事用車両の1日当たりの運行台数をみると、24年度上期が平均220台(往復)。高架橋やシールド工事の開始に伴って台数が増加する見通しで、駅工区のコンクリート打設と上郷工区の発進坑掘削が重なる日に往復約440台を想定する。

 運行時間帯は工事の進ちょくに応じて午前8時半~午後5時、午前8時~午後6時、午前7時~午後7時に設定。安全対策として安全看板の設置や交通誘導員の配置などを計画し、運行管理システムを配備するとした。

 高架橋や土構造物の工事着手は24年度以降になる見通し。

 工事説明会に向けた懇談会で、1日は座光寺地区で開催した。工事説明会の時期についてJR広報部は「夏頃」とし、地元や関係機関との調整を進めながら22年度内の準備工事着手を目指すとした。

  

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