工事用桟橋の桁を架設

リニア中央新幹線

[ 2021年 5月 25日 火曜日 15時46分 ]

 飯田市内のリニア中央新幹線中央アルプストンネル松川工区(4・9キロ)で、トンネル掘削残土の搬出などに利用する「工事用仮設桟橋」の桁の架設が完了した。ガードレールを含めた安全設備の設置を進め、本体工事の着手に向けても準備する。順調に進めば本年度中に掘削を開始する見通し。

 松川左岸の県道飯田南木曽線と右岸の市道大休妙琴線との間で、工事用仮設桟橋を含む工事用道路を利用して坑口から出る掘削残土を搬出する。残土運搬車両は両路線を一方通行で走行。中央道と三遠南信道を使って残土置き場へ運び込む計画だ。

 松川工区は2018年3月に工事着手し、工事用仮設桟橋は19年9月に着工した。延長約530メートルで、幅は6メートル。

 工事用仮設桟橋での工事用車両の通行開始時期について、JRは「6月初旬以降の準備ができ次第」とした。

 本体工事に向けては、「具体的な施工方法や掘削開始時期、運搬台数については今後準備ができ次第、順次地元へ説明していく予定」とした。

 リニアと関連工事を巡り、市は3月に工程表を修正した。松川工区のトンネル掘削開始がずれ込む見通しで、掘削開始時期については「21年度中」と変更。昨年の保安林解除申請の後、坑口付近の状況を確認したところ、急峻な地形のため対策の検討が必要となったことが主な要因と説明した。

 市内の坑口3カ所から出る残土は約185万立方メートルで、松川工区が約90万立方メートル、黒田工区が50万立方メートル、上郷工区が45万立方メートル。

 残土処分地のうち処分計画地となっている下久堅地区について、計画によると、本年度に準備工事が始まる。主に松川工区から出る残土を造成地へ運び込む。

 松川工区はJRの委託で鉄道建設・運輸施設整備支援機構が担い、戸田建設・あおみ建設・矢作建設工業の共同企業体(JV)が施工。松川坑口から西方向へ山岳のNATM(ナトム)工法で掘る。

 本坑は幅13メートル、高さ8メートルの計画で、掘削断面積は約100平方メートル。最大土被りは坑口の西約3・2キロの地点で約600メートル。

◎写真説明:工事用仮設桟橋の桁が架設(ドローンで撮影)

  

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