飯田市出身のサイエンスプロデューサー・後藤道夫さんとおもしろ科学工房の「おもしろ科学大実験」が7、8の両日、飯田市丸山町のかざこし子どもの森公園おいで館で開かれた。楽しみながら科学を体験するワークショップやサイエンスショーなどを開催した。
毎年ゴールデンウイークの時期に開催し、14回目を迎える。初日の7日には、科学工房スタッフによるサイエンスショーや、大気圧を利用したドラム缶つぶしの実験など、多彩なイベントを開催。開場から続々と家族連れや子どもたちが来場した。
ショーの前後には、「バルーンスライムを作ろう」「飛行機凧を飛ばそう」「ブーブー笛を作ろう」など、さまざまなワークショップや展示ブースを設置。子どもたちは巨大なシャボン玉の中に入ったり、ソーラーカーを走らせたりと、楽しみながら各ブースを回った。
「わっかとりペン落とし」は、ペットボトルの口に載せたリングの上にペンを立たせ、リングだけをとってペットボトルの中にペンを落とす。子どもたちは集中しながらすばやくリングを取り去り、ペンを落とすことに成功すると「やった」「すごい」などと歓声を上げていた。