「天竜舟下り」「山づくりの会」 竹いかだを燃料に利用

地域の話題

[ 2013年 11月 8日 金曜日 16時35分 ]

 飯田市の天竜舟下り(杉本忠社長)が間伐材のエネルギー利用を目指す阿智村のグループ「山づくりの会」(水上宗光会長)と連携し、竹の有効活用と竹やぶ整備に乗り出す。増え続ける渓谷の竹を伐採していかだを作り、役目を終えたいかだを給湯の燃料にする流れをつくる計画で、7日に「竹ボイラー」の燃焼実演を行った。

 全国的な傾向という竹の増殖は天竜川沿いでも顕著で、渓谷のモミジやサクラの成長も妨げるため、天竜舟下りはことしから伐採に乗り出し、竹の有効活用策としていかだを製作。企画室長で船頭の曽根原宗夫さんが中心となり、6~10月に月1回のいかだ下りイベントを開いてきた。

 曽根原さんは割れて浮力が落ちたいかだの処分方法や竹の活用を調べる中で、竹ボイラーを試験導入した山づくりの会、同じように竹の伐採に苦労している智里西地区の存在を知り、事務局の大藪政隆さんにフェイスブックから「竹いかだを燃料として使ってほしい」とアプローチ。考えが一致し、連携が決まった。

 この日は約70本の竹で作ったいかだ2つを弁天港で解体してから、智里西の住宅に試験導入されている県内製造の竹ボイラーで燃やし、風呂に使う150リットルの湯を沸かした。

 天竜舟下りは来シーズンから、竹の伐採といかだ作り・川下り体験を「グリーンエコツーリズム天竜イカだ祭り」として商品化し、都市部の企業などに社員研修として売り出す計画があり、竹いかだは数多く作られる見込み。

 伐採した竹は肥料として活用する計画もあり、二者は渓谷や森林の整備に加え、里山全体の整備に活動を広げていくという。

 曽根原さんは「人が通れないほどはびこった竹の林は自然美とは言えない。多くの人に関わってもらい、面白い体験を入口に竹を伐採する必要性、有効利用に理解を深めてもらえたら」、大藪さんは「竹は他の木を絶やすほどの勢いがある。協力の輪をさらに広めたい」と話している。

  

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