松川町を舞台にした映画「実りゆく」の10月2日先行公開を前に、松川町の住民グループ「八木組松川支部」が19日から21日にかけ、飯田下伊那地域のキラヤ9店舗でPR活動を行った。
21日には、映画のモデルとなった芸能事務所タイタン所属のお笑い芸人、松尾アトム前派出所(本名・寿司(としじ))さんも加わり、キラヤ竜丘店、鼎店、大島店の3店舗でPRを展開した。
八木組のメンバーらは、訪れた買い物客に「松川町を舞台にした映画がもうすぐ公開されます」と映画のパンフレットなどを手渡した。会場では、センゲキシネマズの協力で前売券も販売。松尾さん脚本のオリジナル人形劇「実りゆく半沢直樹」の上演も行った。
松尾さんは「もうすぐ映画が公開になる。目が悪い方は眼鏡を忘れないよう注意してほしい」とユーモアを交えて呼び掛けている。
「実りゆく」は、お笑い芸人を目指すリンゴ農家の後継ぎの若者を描いた青春映画。昨秋、松川町内でロケを行った。主題歌は地元出身のロックユニット、グリムスパンキーが手掛ける。
4日に舞台あいさつ
前売券も販売中
センゲキシネマズ
飯田市中央通のセンゲキシネマズは、10月2日県内先行公開の映画「実りゆく」の専用前売券を販売している。一般1400円。シニア(65歳以上)1100円、小人(中学生まで)900円。
10月4日午前中の回は、舞台あいさつを予定する。主演のまんじゅう大帝国・竹内一希さんと田中永真さん、監督の八木順一朗さん、映画のモデルとなった松尾アトム前派出所さんが参加する。
問い合わせは、センゲキシネマズ(電話0265・22・1070)へ。
◎写真説明:映画をPRする八木組のメンバー(キラヤ竜丘店で)