女性の内外面の美しさを表現する「ミセス・ジャパン2020」の地方大会が9月27日に長野市で開かれ、南信地区からは5人が参加した。全員が入賞し、うち2人が全国大会へ駒を進めることになった。5人は「地域の方々の支えがあってこそ。感謝を伝えたい」としている。
中塚裕佳里さん(55)はクラシック部門(46歳以上)で準グランプリを受賞。「皆が声を掛けてくれ、うれしさと同時に責任を感じる。全国では自分自身がどこまでできるか挑戦したい」と意気込んでいる。
ヤングミセス部門(25~45歳)グランプリは石吾瞳さん(41)。「ティアラの重さをひしひしと感じている。全国はさらにハードになるから、強い気持ちを持って臨みたい」と語った。
最も個性を感じるミセスに選ばれた長尾有希子さん(55)は、泰阜の魅力をスピーチで語った。「思った以上に緊張したが練習してきた成果を発揮できた」と笑顔で話した。
最も美しくドレスを着こなしていたミセスに輝いた北村裕美さん(39)は、天使をイメージした淡いグレーのドレスをまとって出場。「私が挑戦する姿で他の人を励ますことができれば」と期待している。
「緊張せずにいつも通りにできた」と話すのはホテルメルパルク長野賞を受賞した木下典子さん(46)。「大会を通して人に見られている緊張感、意識を持つようになった」と話した。
同大会は25歳以上の既婚、結婚歴のある女性が自分の魅力をスピーチやウオーキングで表現する。今年3月には南信(飯田)チーム が結成。5人はレッスンを共に受け、切磋琢磨してきた。
チーム総括の原田静夫さん(72)は「クラウドファンディングへの多くの方の協力や、飯田市、高森町、松川町、泰阜村に後援いただくなど支えてくださった皆さんがいるからの受賞」と感謝を述べた。全国大会は3月に予定されている。
◎写真説明:南信(飯田)チームの出場者と原田さん