新型コロナウイルスで暗くなりがちな町内を明るくしようと、ライトアップイベント「灯りに願いを」が2日夜、松川町元大島のあらい商店街で始まった。ペットボトル灯籠やシードルのボトルのイルミネーションなどが展示され、多くの人でにぎわった。
初日午後6時、カウントダウンととも灯籠やイルミネーションが一斉に点灯した。道沿いに並ぶ500本近いペットボトル灯籠は、大島地区の各子ども会育成会で子どもたちが作成。ハート型のフォトスポットも設けた。
南信州まつかわりんごワイン・シードル振興会は、町内の農家や醸造所のシードルボトルを使ったイルミネーションを実施。ハロウィーンをテーマにした展示もあり、来場者の注目を集めた。
まつかわスタイルプラザぷらっと内では、長野原竹宵の会による約150本の竹灯籠がずらりと並んだ。同所や商店街内には松川高校ボランティア部や町民が町内の竹で製作した灯籠も展示した。
主催した飯田法人会松川支部の大場俊朗支部長は「多くの方の協力があって実現できた。イベントを通じて、地域の皆さんの気持ちを明るくできたら」と話した。4日まで。時間は午後6~8時。
◎写真説明:ハート型のフォトスポットも