喬木村阿島里原地区の南農事集会所近くで、200本余りのヒマワリが見頃を迎え、地区住民らの目を楽しませている。
軍事侵攻を受けるウクライナの平和復興支援の輪を広げようと、ヒマワリを栽培し、回収した種から製造するヒマワリ油の販売収益金を支援金に充てる「平和の種プロジェクト」に参画。休耕地を利用し、6月に子どもから高齢者まで、地区住民ら40人余りが参加して種をまいた。
順調に成育し、高さは2メートルほどとなり、この数日で一気に開花。鮮やかな大輪の花が同じ方向を向いて咲き並ぶ姿が壮観だ。近くに住む男性(73)は「素晴らしい景色。きれいに咲いてくれてうれしい。ぜひ多くの人に見てもらいたい」と笑顔を見せた。
また、「子どもから大人まで一緒になって花を育てる機会は、これまであまりなかったと思う。みんなの良い思い出になったのでは」と話していた。
◎写真説明:喬木村里原で見頃を迎えたヒマワリ