【天龍村】国道418号足瀬トンネル掘削着手 来年3月末完成を目指し工事安全祈願祭

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[ 2022年 6月 7日 火曜日 15時48分 ]

 天龍村の国道418号足瀬―戸口間で2020年7月に発生した大規模な土砂崩落に伴う災害復旧のため新設する足瀬トンネル(仮称、391メートル)の工事安全祈願祭が7日、足瀬側坑口前で開かれた。今年秋には貫通する見込みで、来年3月末までの完成を目指して掘削工事が本格化する。

 県飯田建設事務所が発注し、佐藤・木下特定建設工事共同企業体が施工する。

 同区間は現在、仮設の迂回路により昼間のみ通行可能となっているが、崩落箇所を回避する形で復旧する計画で、早木戸川対岸に足瀬トンネルと橋(125メートル)を新設して国道418号と結ぶ。付随して整備する道路も含めた改良区間は約630メートル。道路幅は路肩を含めて7メートルとなる。総工費は約31億円。

 同事務所によると、足瀬側から掘削に着手。発破を繰り返して掘る「NATM(ナトム)工法」により24時間体制で工事を行う。掘削土は国道418号を利用して村内の残土置き場に運搬する。

 安全祈願祭に来賓として出席した天龍村の永嶺誠一村長は、国道418号は「南信州の産業や観光、生活文化の向上に大きな役割を果たしている」とした上で「狭あいで急カーブや急勾配の箇所も多く、落石・崩落の危険性をはらんでおり、一般車両の通行にも難渋している」と指摘。道路改良により「利便性が向上し、交流人口が増えることで地域の活性化に期待している」と喜び、安全で早期に工事が完了することを願った。

 同事務所の太田茂登所長は「引き続き橋梁の工事を発注し、早期の復旧に努める」と強調。橋の下部工についてはすでに入札公告を行っており、7月中の契約締結を見込んでいる。また、同区間の迂回路について「今週末から監視体制を強化して24時間通行可能にする」とした。

◎写真説明:足瀬トンネル(仮称)の足瀬側坑口

  

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