阿智村の阿智☆昼神観光局は26日、伍和のわいWaiグラウンドで村内一斉ライトダウンイベントを開いた。
村民に村が誇る「日本一の星空」を感じ、環境について考えてもらおうと企画。星の見えやすい新月に合わせて実施した。
イベントは午後7時に開始。地域おこし協力隊の佐々木真幸さんがガイド役を務め、光が伸びるレーザーポインターで示しながら星空を解説。グラウンドにはビクセンの天体望遠鏡も設置し、参加者は木星の観察などに挑戦していた。
同7時50分から10分間、ライトダウンを実施。カウントダウンの後一斉に明かりが消えると、澄んだ夜空に一段と輝く星空が現れ、参加者はシートの上に仰向けになったり天体望遠鏡をのぞいたりして、無数に輝く星を眺めていた。
ワークショップも行い、親子や若い女性らが木製のバッジや惑星キャンドル作りを楽しんだ。
親子4人で参加した駒場の子ども(5)は「電気を消したら星がキラキラしていた」と喜び、父親は「街中でも星がきれいに見え、あらためて村の魅力を実感できた」と話した。
◎写真説明:天体望遠鏡で星空を観察する親子