唐揚げ提供店の頂点を決める「第1回飯田下伊那からあげグランプリ」の決勝大会が18~20の3日間、飯田市座光寺のからあげビリーで開かれる。予選を勝ち上がった3店の中から、初代王者を来場者のウェブ投票で決める。開場は各日とも午前10時。
コロナ不況で窮地に立つ飲食店に連携を呼び掛け、地域を活性化しようと、市内と岐阜県東濃地方でからあげビリー、ラーメン店など7店を営む「岳」(北原広康社長)が主催。決勝にはロカンディーナミヤザワ(上郷)、やわらの(長姫町)、ちゃあしゅう屋飯田店(鼎名古熊)が進出する。
8月29日の「肉の日」に合わせて開いた予選会は、開場前から20人以上が並び、用意した約200食は1時間で完売した。その後も来店する人が多く、岳によると買えなかった人は「少なくとも100人以上いた」(北原さん)という。
この経験を踏まえ、決勝大会には毎日600食を用意するほか、販売スペースも拡大。上位3店に加え、予選に出た全店の同じ唐揚げも味わえるようにした。
北原さんは「決勝ではより多くの方にお求めいただけるようにする。食べ比べを楽しんでもらえたら」と話し、来場を呼び掛けている。
3日間とも午後6時まで(売り切れ次第終了)。価格は全品一律で税込み600円。順位はウェブフォームからの投票で決める。問い合わせはからあげビリー(電話0265・48・6282)へ。
◎写真説明:優勝カップと唐揚げを手に決勝をPRするスタッフ