飯田青年会議所(JC、小林大悟理事長)は3日、ご当地ナンバーの実現に向けたイベント「働く車が大集合!」を飯田市座光寺のエス・バードで開いた。園児と小学生、保護者を中心に約3000人(主催者発表)が集まり、ご当地ナンバーの図柄作成体験や「働く車」の見学を楽しんだ。
ご当地ナンバー導入に対する地域の関心を高めるきっかけに―と開催。保育園と小学校、中学校に家庭分として8600枚のチラシを配り、来場を呼び掛けた。
会場にはパトカーや消防車、ショベルカーなどの車両が展示され、ブースでは飯田JCが用意した塗り絵用紙を使ってご当地ナンバーをデザインし、保護者は完成したプレートを持った姿を写真に収めていた。
県が「信号機のない横断歩道の車停止率」で全国1位であることをPRする親子交通安全教室のブースも盛況で、多くの子どもが聞き入っていた。
来場者数は関係者の予想を大きく上回り、ピーク時には駐車場が30分待ちになるほどの人気ぶりだった。
北村崇綱委員長(39)は「ご当地ナンバーについて考える機会を提供できたと思う。持ち帰ったナンバーを見ながら家庭でも話題にしてもらえたら」と話していた。
◎写真説明:ご当地ナンバー作成体験が人気を集めた