飯田市の複合施設「丘の上結いスクエア」内の公共施設「ムトスぷらざ」で23日夜、個人や団体が情報を共有したり施設利用について議論したりする「ふらっと会議」があった。利用者を支援する「創発コーディネーター」のリーダー・桑原利彦さんの進行で、約25人が意見を交わした。
「ムトスぷらざで活動したい」「学校(職場)以外で何かやってみたい」など、興味のある人なら誰でも参加できる場にしようと初開催。月1度の継続的な開催を予定している。会議名には「フラっと誰でも参加できる」「平場」の意味を込めた。
桑原さんが冒頭で「何かを決定する場所ではなく、互いのことを知る場所にしたい」と趣旨を説明。参加者は自己紹介し、「高校生と大人が交流できる場にしたい」「スポーツのパブリックビューイングをしたい」「日常的に音楽を楽しめる場所にしたい」など、今後やりたい活動などを自由に出し合った。
今後の会議のあり方も考え、「参加人数が増えたらどうするか」「リモート参加も可能にするのはどうか」などの声を上げていた。
桑原さんは「エネルギーのある人が大勢参加してくれた。今日集まった面白い意見を元に、どんな会議にしていくか皆で考えていきたい」と話していた。
第2回は6月20日午後7時から、ムトスぷらざ2階多目的ホールで予定している。詳細・問い合わせは飯田市公民館(電話0265・22・1132)へ。
◎写真説明:第1回ふらっと会議