おひさま進歩エネルギー子会社の野底川市民発電(いずれも菅沼利和社長)は、飯田市上郷黒田の野底川で建設中の「野底川小水力発電所」の愛称を募集している。締め切りは10月31日(必着)。
野底川小水力発電所は、おひさま進歩エネルギー初の小水力発電事業として、今年1月に着工。既存の砂防えん堤に取水設備を取り付けて発電所とする。
売電収入の一部は上郷まちづくり委員会に寄付し、野底山森林公園の活性化事業などに役立てられる。
事業資金は市民出資の1億5000万円のほか、地元金融機関からの融資や県の補助金を活用。今年3月には市の地域環境権条例により、地域公共再生可能エネルギー活用事業に認定された。
愛称は▽立地地域の特徴を生かしている▽少水力発電の特徴や意義が感じられる▽分かりやすく親しみやすい―ことなどが条件。応募は1人2点まで。採用者は発電所のしゅん工式に招待し、木工製品などをプレゼントする。
応募作品は上郷公民館と野底山森林公園管理棟に設置の投函箱に提出するか、おひさま進歩エネルギーにEメール(info@ohisama-energy.co.jp)、FAX(0265・56・3712)で申し込む。公式サイトの応募フォームでも受け付けている。
問い合わせは同社(電話0265・56・3711)へ。
◎写真説明:取水設備を設置中の砂防えん堤