飯田市の橋北面白倶楽部と橋北男塾による「ウクライナチャリティーイベント」が25日午後3時から、江戸町の正永寺境内で開かれる。19日夜から本堂をウクライナの国旗と同じ色にライトアップし、イベントの開催をPRしている。
ウクライナからの避難者を受けて入れている飯田下伊那地域の住民として「少しでも支援につながることができたら」と開催。地区文化祭(25、26日)、旧飯田測候所で開く「第2回春創 光のてらす」(同)、りんご並木歩行者天国「わくわく並木広場―なみきバザール」(25日)に合わせて計画した。
チャリティーイベントには塩原良with橋北屋台囃子保存会、浜井場小学校合唱団、羽場獅子舞保存会、地元ダンスチームが出演。会場内、はす向かいの公民館の2カ所に募金箱を設置し、午後5時まで協力を呼び掛ける。
ライトアップは25日まで。点灯は午後7時半から同9時半まで。
橋北面白倶楽部の相津博人座長は「イルミネーションを見てウクライナ情勢について考えてもらい、当日も足を運んでもらえたら」と話している。
橋北文化祭でも避難者支援企画
橋北公民館(久米義輝館長)が25、26の両日に江戸町の同館で開く地区文化祭では、地区内5店の人気菓子、五平餅を数量限定でテークアウト販売し、売上の一部をウクライナ避難者に寄付する。
◎写真説明:ウクライナカラーにライトアップした正永寺の本堂