飯田市橋北地区の文化祭が25、26の両日、橋北公民館であった。25日に江戸町の正永寺境内で開かれたウクライナチャリティーイベントと連携し、ウクライナから市内に避難している人の生活を支援しようと、募金活動や物販を行った。
橋北面白倶楽部と橋北男塾が主催したチャリティーイベントには多くの人が集まり、塩原良with橋北屋台囃子保存会と浜井場小学校合唱団、羽場獅子舞保存会、地元ダンスチームの発表を鑑賞しながら募金に協力した。
地区文化祭の会場にも募金箱を設置したほか、売上の一部をウクライナ避難者に寄付するチャリティー企画として、地区内の菓子店など5店の大福、五平餅、水まんじゅう、みたらし団子などそれぞれの人気商品をテイクアウト販売。2日間とも完売した。
募金と支援金の合計は関係者の予想を上回り、28日に開く「市長と語るまちづくり懇談会」の席上、藤本勝会長が佐藤健市長に手渡す予定。
橋北面白倶楽部の相津博人座長は「天気がなんとか持ち、多くの方から募金に協力していただけた。感謝の気持ちでいっぱい」と話していた。
◎写真説明:地区内の5店も避難者支援に協力した