【飯田市】理容師会が今宮郊戸八幡宮で「采女様祭典」開く 理容師の始祖に発展繁栄を祈願

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[ 2022年 4月 5日 火曜日 15時48分 ]

 飯田下伊那理容師会は5日、理容師の祖とされる藤原采女命亮を祭る郊戸八幡宮(飯田市今宮町)境内の采女碑前で「采女様祭典」を開いた。理事7人が参列し、遠山景一宮司の祈祷で理容業の発展、組合員の繁栄を祈った。

 例年は会員ら多数が参加して開いているが、コロナ禍を踏まえて規模を縮小。青空の下、石碑を前に神事を執り行い、順に玉串を捧げた。

 采女命亮は鎌倉中期の武士で、預かりの宝剣を紛失した父の藤原晴基と下関で宝剣探しをする傍ら、資金調達のため髪結い業を始めたとされる。これが日本での髪結い業の起源とされ、没後も子孫が髪結いを続けたことから、采女命亮は理容業の開祖と呼ばれている。

 飯伊でも同会の前身組織が1925(大正14)年4月17日に、同社境内に石碑を建立。その後は毎年4月に会員らが碑の前に集まり、髪供養を兼ねた神事を続けている。

 今年も本来なら95人の組合員が参加し、祭典後には直会を開く予定だった。
 同会は2018年4月、2つの組織が58年ぶりに統合して発足。技術や衛生管理の研修を重ねている。全国理容生活衛生同業組合連合会の地域組織でもあり、組合を挙げて衛生管理の徹底に努めている。

 熊谷好晃会長(55)は青天の下で開催できたことに安堵しつつ、「今後もコロナ感染対策を十分に講じて営業し、来年は会員皆で集まり祭典を開きたい」と話していた。

◎写真説明:石碑前でかしわ手を打つ熊谷会長

  

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