飯田市高羽町の市飯田文化会館事務局は、新飯田文化会館の検討状況を広く市民に知ってもらおうと、検討の進捗状況などを伝えるニュースレターを作成した。第1号が完成。写真や図表を付け、これまでの歴史や整備検討の経過を紹介している。
利用者や市民などでつくる「新文化会館整備検討委員会」から「市民の皆さんとも情報共有したい」と意見があったのが作成のきっかけ。50年間のあゆみをたどった年表や、同館ホールの利用状況を表で示した。またこれまでに2回開いたワークショップについて、挙がった意見や活動の様子の写真を掲載している。
カラー判A4サイズで、表紙を含めて4ページ。6000部を作り、市民には組合回覧で配布した。市役所や市立図書館、各地区の公民館にも置いた。今後は2、3カ月に1度ずつ発行する予定だ。
筒井文彦館長補佐(50)は「ワークショップで出た意見を伝えたり、歴史を振り返ったりすることで、市民の皆さんと一歩ずつ進めていければ」と話していた。
飯田文化会館の歴史や思い出を振り返るコーナーもあり、同事務局は広く意見やエピソード、写真などを募集している。
応募は、名前と連絡先を明記して飯田文化会館「思い出の写真係」(メール「ibunka@city.iida.nagano.jp」)へ。
◎写真説明:ニュースレターを通して進捗を市民に伝える