モノづくりの将来を担う若手技能者が日本一を競う「第60回技能五輪全国大会」に向け、飯田下伊那地域関連の激励会が28日、飯田市役所であった。4種目に男女7人が参加する予定で、それぞれ意気込みを語った。
メカトロニクス部門にシチズン時計マニュファクチャリングの菊池晏瑛さんと吉岡羽純さん、フライス盤部門にNEXASの水上涼司さんとセイシンハイテックの高沢大地さん=いずれも飯田市=が出場し、建築大工部門に瀧澤建築の桜井聖也さん(松川町)、時計修理部門にシチズン時計マニュファクチャリングの伊藤海成さん(飯田市)と小林真白さん(阿智村)がそれぞれ参加する。
この日は選手5人が出席し、飯田市の佐藤健市長と下伊那郡町村会長の下平喜隆・豊丘村長から激励を受けた。
選手を代表し、吉岡さんは「ベストを尽くし、応援してくれる人へ恩返しできるよう積み上げた練習の成果を発揮する」と誓った。
全国大会は11月4~7日に千葉県の幕張メッセなど13会場で行われ、41職種で技術を競う。
◎写真説明:飯伊地区の激励会