飯田商工会議所青年部と同会議所「いいだHappy Eats」プロジェクトは、「南信州キッチンカーフェスティバル」(南信州新聞社など後援)を11月27日午前10時から、飯田市中央公園(中央通り)と飯田市公民館(吾妻町)、同館前の中央公園多目的広場で開く。キッチンカーが飲食物を販売するほか、新型コロナウイルスの影響で発表の場をなくしたアマチュアグループのためのステージも用意する。
新型コロナウイルスが地域経済に大きな影響を与える中「青年部としてできることを」と計画。地元飲食店などが導入したキッチンカーに稼働の機会を提供する。
現在、青年部会員が経営する3事業所の3台を含め、計10台が出店予定で、もう10台ほど参加できる。アマチュアパフォーマーのためのミニライブは、中央公園のステージで行う。終了は午後3時。
関連事業として「キッチンカー開業セミナー」も11月5日午後6時から飯田商工会館(常盤町)で開き、導入手順やマーケティングなどを指導する。
飯田下伊那地域ではキッチンカーは増加傾向にあり、飲食12事業者でつくる「南信州キッチンカー組合」もこのほど発足。参加事業所はさらに増える見込み。
記者会見で菅沼文昭会長(47)は「来年3月に予定されている飯田お練りまつりに向け、飯田を盛り上げたい。新しい販売形態に親しみ、用意した発表の場も活用してもらえたら」と話した。
キッチンカー、パフォーマーとも参加費は無料。青年部のホームページで受け付けている。問い合わせは会議所青年部(電話0265・24・1500)へ。
◎写真説明:イベントをPRする菅沼会長(左から2番目)ら役員